2019/09/25
時間や季節の流れを感じる窓
8/31より3週連続で開催されたHouseN1と私の自邸兼事務所 HouseH&Tの内覧会。
ちょうど竣工時期が重なったことや自邸の壁や天井の仕上げ塗りをDIYしたこともあり、心身ともにバタバタ慌ただしくしていたのですが、少しずつ落ち着いてきました。
と言っても事務所の引越し作業がまだまだ残っているのですが…(苦笑)
写真はHouseH&Tの玄関ホールの窓。
玄関ドアには窓がないので、明かり取りとして玄関ホールに小さな地窓を設け、端のほうに事務所出入り口のドアのための戸当たりがついています。
窓の向こうには中庭のウッドデッキが見え、こんな小さな窓ですがデッキに当たる光の変化や、家形の戸当たりから伸びる影の変化で表情豊かに時間の流れを感じさせてくれます。
これから落ち葉舞い散る秋や雪の降る冬…移り変わる季節も感じさせてくれるでしょう。
ふと見た窓から光や影の入り方や外に見える風景でこのような変化を感じることができたなら、日々の暮らしがちょっとだけ豊かになるのではと考え、いつも設計作業では外部とのつながりを意識しながら光や風の入り方を検討して窓の位置や大きさを決めているのですが、改めてその大切さを感じました。
事務所は10/1より完全移転の予定です。
またHouseH&Tは事前に予約いただければ随時内覧可能です。
お問い合わせお待ちしております。